Napalm Death - Scum (1987)
1. Multinational Corporations
2. Instinct of Survival
3. The Kill
4. Scum 02:41
5. Caught in a Dream
6. Polluted Minds
7. Sacrificed
8. Siege of Power
9. Control
10. Born on Your Knees
11. Human Garbage
12. You Suffer
13. Life?
14. Prison Without Walls
15. Point of No Return
16. Negative Approach
17. Success?
18. Deceiver
19. C.S. (Conservative Shithead)
20. Parasites
21. Pseudo Youth
22. Divine Death
23. As the Machine Rolls On
24. Common Enemy
25. Moral Crusade
26. Stigmatized
27. M.A.D.
28. Dragnet
スラッシュメタルの帝王といえばSlayer。
グラインドコアの帝王といえば、そう。
Napalm Death
最近はグラインドコアというジャンルから離れていますが、グラインドコアの開祖です。
あ、最初に断っておきますが、別にグラインドコアに詳しいわけではないので。
最近のエクストリームミュージックはジャンルが細分化されすぎていて何が何やらわかりません。(苦笑)
この1stアルバムはグラインドコアのお手本ですが、ハードコアを激しくしたものと考えていいでしょう。
一曲が短かったり曲数が多かったりしますが、初期のハードコアバンドが既に行なっていました。
その延長線上ですね。
Napalm Deathがグラインドコアの開祖として扱われているのは、とにかく速さを求めているためでしょう。
本当に速い速い!
ドラムのMick Harrisは終始ブラストビート叩きっぱなしです。
しかも一曲に対して一つのリフ、というような形でアルバムが作られているため、体感速度が半端じゃない。
どの曲がどうこうというレベルではなく、とにかくアルバム全体が速いことを評価するべきです。
とにかく速さを求める方は必聴でしょう……が、本作リリースから20年以上の時が経ってしまっているため、今のエクストリームミュージックに慣れ親しんでいる方にはそれ程驚きもないかもしれませんねえ。
おじちゃん悲しいなあ……。
御存知の方も多いでしょうが、12曲目のYou Sufferは1秒で曲が終わります。
正確には1.316秒らしいですが。(爆笑)
これがギネスブックに載ってるっていうんだから、もう笑うしかない。
こういう前衛的なことをするのもグラインドコアの特徴ではないでしょうか?
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